本事業は終了しました。(ウチコミくんの販売も併せて終了しました)
キータイプ練習ソフト
ウチコミくん
■ウチコミくんとは
■ユーザーの声
■紹介記事
■ご購入
■よくある質問
■お問い合わせ
■ホームへ戻る

 

ユーザーの声

ユーザーの声 その1

横浜市立盲学校@松田です。

横浜市立盲学校では今年から、「ウチコミくん」を初心者入門用にフル活用しています。
 視障者の方の場合、晴眼者の方と違って、キー操作を覚えてしまわないと次に進みづらい面があります。全盲の生徒さんにとって、6点入力からフルキーに切り替えるのには結構抵抗があるように思えます。インターネット時代に入った昨今、メールやインターネット検索をする際にどうしても、キーの切り替えがいらないフルキー入力がやはり便利です。今まで、この部分は教員が一人一人の生徒さんにはり付き、キー配列表を工夫して配ったり、abcdを順に入力してもらったり、入力競争をしたりとさまざまな工夫をしてきましたが・・なかなか体系的な指導が難しかったのです。生徒さん自身の能力や個人の努力で相当な、個人差が出てしまっていました。また、視障者に対応したキー練習ソフトウェアがほとんどなかったのです。
 今年この「ウチコミくん」ソフトウェアを導入してからは、指導法が少し変わりました。ソフトウェアが友達感覚で教えてくれます。普通だと教員から何度も操作法を注意されたりするとやる気をなくしたりする場合が多いのですが・・鶴雲斎先生から「何をやっているんじゃ?」などといわれるとついつい笑いが出て「さあがんばろう!」という気になるようです。 したがって個別指導面で、個人につきっきりで指導する場面やこと細かな、注意をしなくても済みます。その分、教員は楽になったというより、先の見通しを個別に考え、次の個別課題への対策が打てる時間に費やせるようになりました。新しい教育課程での自ら学び解決する(課題解決型)・自学自習にぴったりの新しいアイデアのソフトウェアであると思います。
 また、使っていて気がついたのですが、晴眼者であっても十分にフルキー入力が練習できることがわかりました。私も生徒さんと一緒に、ディスプレーを消して同じ条件で練習することが何度かありました。結構楽しめるのです。今後、高齢者のパソコン入門用としてもいいのではないかと思っています。

・コメントを寄せていただいた方

横浜市立盲学校@高等部情報教育担当の松田基章(まつだもとあき)
横浜市立盲学校 幼・小・中・高(普通科・専攻科)の4学部を併設

ユーザーの声 その2

 IT化が進む中、視覚障害を持つ人たちがパソコンを利用して、様々な情報を入手したいという夢はますます広がっています。しかし、そのパソコン操作で大きな壁となっているのがキーボードの入力。マウスが自由に使えない視覚障害者にとってキー入力の操作を覚えることは大変な労力がいります。晴眼者用のキー入力のソフトはたくさん発売されていますが、音でパソコンを操作する人たちに使いやすいものはありませんでした。しかし、ウチコミくんの登場で大きな変化が生まれています。
 横浜市で開催された視覚障害者を対象にしたIT講習会ではさっそく発売されたばかりの「ウチコミくん」が利用されました。ソフトの起動の練習でウチコミくんを起動させたのですが、受講者は講師の声を振り切って、ウチコミくんにはまっていました。多くの受講者がこれだったら自分もキー入力ができるという見通しを持ったのだと思います。二日後のIT講習会では、ウチコミくんがしたくて夜も眠れませんでしたという受講者の声から始まり、その後のメールの講習では受講者はすらすら自分の名前を入 力していました。たった12時間のIT講習会で受講者が、キーボードの 入力にそれほど違和感を持たず、パソコンに接することのできたのはウチコミくんの役割が大きかったと思います。

・コメントを寄せていただいた方

Dream Navigator Yokohama 代表
筑波大学附属盲学校 教諭
佐々木 夏実 様

開発協力者の声

「ウチコミくん」の開発には、数十人の方々がボランティア的に参加されました。その開発協力者の方々からの声です。

  • キーボードを操作する視覚障害者にとって、有意義なソフトだと思います。
    これからもわれわれが使いやすく、有意義なソフトとして、発展していくことを期待しています。
  • 視覚障害者のパソコン利用の促進に貢献するソフトになるものと期待しています。
  • 視覚障害者お一人でインストールなさろうとすると、色々壁あたり、なかなか前に進めないケースが想定されます。
    (PCの熟練度にもよりますが、特に初心者の場合)
  • 視覚障害者から高齢者、高齢者からユニバーサルへと市場が広がる取り組みですね。
    一方、PCリサイクルによる循環型社会の実現など大きな可能性も秘めています。
    コミュニティを変革するきっかけになることを期待しています。
  • ユニークなアイデアを盛り込んであり、親切丁寧に作られてあり、初心者が一人でもキーボードをマスターできると思います。丁寧な故にキーボードを限定される事が残念ですが、素晴らしいソフトを開発していただき有り難うございます。
    多くの人に、長く使ってもらえるソフトになる事を願います。その為にはもう一工夫必要かもしれませんが、初心者の助けになるソフトの完成、本当におめでとうございます。お疲れ様でした。良いソフトの評価に参加させていただき有り難うございます。
  • β版では、「各シナリオの所要時間が(墨字や点字で結構なので)明示されればいいですね」
    とコメント申し上げましたが、全体的に大変活用しやすいソフトだと思います。横浜からテストのお手伝いすることができ大変うれしく思っております。正式版を使うのが楽しみです。ワクワクして待っています。
  • 視覚障害者が、自分で操作をして最終レッスンまで終わる事が出来ました。
     自己流でキーボード操作をしていてそれが正しいと思っていた所が、違っていた事にきづき、正しい指使いが、出来るようになりつつあります。ただ、音量が立ち上げた時は小さくて聞き取りにくいのが難点です。
  • これからも様々な人に出会いながら成長してゆくであろうウチコミくん。どんなふうに大きくなってゆくのか楽しみです。
  • 視覚障害者がキーボードを独習できる様になればと思いました、ウチコミくんはそれを実現してくれそうです。
    広く視覚障害者の中に普及して、パソコン学習の最初のハードルである、キーボードの操作の習得がしやすくなると良いと思います。ありがとうございました。
  • パソコンサポートボランティアをしていて、初心者にタイピングの練習をして貰うための適切な道具が見つからなくて困惑しておりました。今後のサポートのためには是非ウチコミくんの評価テストにも参加したいとお願いしました。
     ところが、私のパソコンはNECのPC9821RA266だったため、CDからインストールしたうちこみ君は動きませんでした。開発者ほか関係者の皆さんにも申し訳無いことでした。
     視障者関連のMLには好評のようですね。私自身もPC−AT互換機を購入する予定もあります。
  • プロトーカーの声と案内の声との質の差が大きすぎるのではないか。シナリオのデザインで、面白みはあるが、大仰すぎるのではないか。
     このようなソフトは視覚障害者のキーボードタイピングスキルの向上のためには必要不可欠である。
     フルキータイピングができるだけでパソコンの操作がより楽しくなってくる。このようなソフトを多くの場所で使用して、キーボードの基本的な操作から教えてほしい。
  • 視覚障害者のパソコン活用に向けての導入ソフトとして、多くの方の力になってくれるものと確信しております。
    また、当事者の希望に添った、より良き発展開発を切望いたします。
  • 私のやったのは、黒白版でしたが、視覚障害者だけでなく老人などにも良いソフトだとおもうのでカラー版もあるとうれしいかな、と思いました。
    最近色々な視覚障害者団体に電話していますが、多くの方に知ってもらいたいです。
  • インターネットとスクリーンリーダーの出現で視覚障害者の世界は革命に近い状態で世の中の情報収集法が変わりました。即座に新聞も読めるようになりましたし、ラジオ・TV等のマスコミ情報が得られるようになりました。インターネットで情報検索健常者と同様にすることが出来るようになりました。
    視覚障害者にとってまだまだ、IT社会は明るいとはいいがたいものがあります。現在では、視覚障害者は健常者とメール交換で文書交換が簡単に出来ます。パソコンが視覚障害の生活をも変えようとしています。
  • ウチコミくんのボケはあまり笑えませんが楽しんでくださいな。
  • パソコンに取っ付くための大きなハードル、キーボードがもっと身近になりそうです。
    初心者には強い見方になるし、今まで6点入力でやってきた人にはもっとパソコンを扱き使うための自習道具になると思います。楽しく気軽にパソコンと付き合うため、「うちこみくん」にはどんどん進化して欲しいです。
  • パソコン習得の第1関門となるキー入力操作。視覚障害者にとっては晴眼者以上に高い障壁です。ウチコミくんがその壁を低くしてくれるであろうと期待しております。
  • インストール後、暫く立ち往生しました。私はマックがメインなのですが、その調子で、直感での使用を始めたからです。
    マニュアルがないとどう使えばよいのか分からなかったです。 −−−これは自分の責任です
    でも、マニュアルが読めない方はどう使うのかな?という疑問も残っています。
    でも、このソフトはこれからの格差解消のための珠玉のソフトです。一歩ずつ皆で磨きをかけていきましょう。
    この開発陣の方々には、本当に感謝をすべきだと思います。
  • 高木さんはじめ、関係者の方々の、本当に長い間の地道なご努力がここに実り、ここに視覚障害者のITを活用しての社会参加が大きく進展することと思います。是非、京都をはじめとする関西圏、そして、日本、世界で愛用されるようになり、世界の視覚障害者の方がいきいきと活躍できるよう、今後とも、普及にかんばってください。私も、微力ながら、応援します。ほんとうにおめでとうございます。
  • タッチタイピングを修得しているつもりでしたが、眼を閉じてベータテストを行っていると文字・数字以外のキー配置をいかに覚えていないか、思い知らされました。
    このソフトにより、1人でも多くの人がネットワークを通じて能力を発揮していただきたいと思います。
  • しっかりした基礎の上に作られた音声アプリケーションです。今後、いろいろなシナリオが様々な人たちの手で制作されて、年齢や性別、パソコン修得の目的や本人の好みなどを超えた、多様な人たちから支持される入門ソフトに育っていけるよう、環境整備に多少とも協力させていただければ幸いです。
  • ITは市民の大きな社会参加、ネットワークツールになっています。特に、障害がある方にとっては、その効果がより高いことが実証されています。ウチコミくんの発展をきたいしています。

Copyright(C) 2001 SCCJ All rights reserveved