2004年3月23日『地域情報化と地域アイデンティティ』

掲載日時 2004-3-8 12:16:00 | トピック: お知らせ

エコミュニティ研究会
『地域情報化と地域アイデンティティ
−受信者の属性と利用メディアの地域比較−』

●日時:3月23日(火曜日)午後6時半〜午後8時半
●会場:三条ラジオカフェ
(京都市中京区三条通御幸町角1928ビル1階)
電話: 075-229-7670
地図:http://www.radiocafe.jp/c_shoukai/c_map.html

★講師:藤本昌代氏 
     同志社大学文学部社会学科 専任講師/
     同志社大学ITECファカルティフェロー/
     独立行政法人 経済産業研究所ファカルティフェロー

地域情報化が進んでいるところほど、
地域内でのコミュニケーションが薄い?
地域情報満載のポータルサイト構築は見果てぬ夢でしょうか。
社会学的に地域情報化を見た興味深い事実の数々。

皆様のご参加お待ちしております!

【藤本さんからのコメント】
5年前、通信白書には、地域情報化が進めば、地域の情報が
手に入りやすくなり、人々の地域に対する愛着は高まると
予想されていました。ところがなかなか意図通りになって
いないのが現状のようです。この問題を情報発信者と受信者
のコミュニケーションチャネルの齟齬という視点から分析しました。
地域情報取得者の属性と情報取得メディアの関係、
地域アイデンティティ指標と地域情報化指標との
関係などをお話します。たとえば、地域情報を欲している人が
よく使うメディアは広報誌やミニコミ誌であり、インターネット接続が
できる人は、全国区の新聞、TVしか見ない傾向にあるようです。
他にも地域への愛着と電子メディア利用の関係など、
いくつかの視点から地域情報化と受信者の関係を見ていきます。

【藤本昌代氏略歴】
http://www.rieti.go.jp/users/fujimoto-masayo/
行政に関わる研究は、1995年〜2000年に行政官のライフ
コース調査、1998年〜2001年に地方自治体研究会に参加し、
地方議員、地方自治体、有権者調査を行っている。
2001年に企業内コミュニケーションにおける実名電子
ネットワークコミュニケーションと対面コミュニケーションの
関係性について研究。主な研究分野は産業社会学、
組織論、情報社会学。現在は、研究者・技術者の組織、
地域クラスター、産学官連携などをテーマに研究。
博士(社会学)。

●参加費:SCCJ会員、基地局オーナー、学生 無料
  その他一般参加者 2,000円 (当日会場でお支払いください)
●お申し込みは、ファックスでも受け付けております。
 ※ファックスの送信先075-257-3778
 (氏名/所属団体/電話/ファックス/電子メールをお知らせ下さい)
 ※ご質問、お問い合わせは、SCCJ事務局 info@sccj.comまで


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