2002年9月3日(火) 『みあこ物語 京都の観光とまちづくり』

掲載日時 2002-8-19 17:48:00 | トピック: お知らせ

SCCJエコミュニティ研究会
『みあこ物語 京都の観光とまちづくり』

2002年9月3日(火) 18:30-20:30 (受付18:15より)
参加費 SCCJ・みあこ会員 無料、非会員2,000円 
場所:(財)京都市景観・まちづくりセンター
場所:〒604-0846 京都市中京区両替町通押小路下る金吹町452元龍池小学校内1階
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/kyoto-ws/menu/gaiyou.html

21世紀は「民族大遊動」の時代であり、観光は21世紀最大の産業と予測されています。

世界観光機関(WTO)の予測によると、世界の観光客は1995年の5億6,000万人から、2010年には10億人に倍増。1993年の統計で、世界の軍事産業が7,500億ドルの規模であるのに対して、観光産業は3兆6,000億ドルにのぼっています。これに対応するべくニューヨーク市が観光宣伝費に15億円を投入しているのに対して、東京都はコンベンション・ビジターズ・ビューローに2億円しか投入していません。国際会議の開催都市では、パリ、ウィーン、ロンドンと続き、東京がやっと24位、京都に至っては56位です。
年間約4.4百万人が海外から訪れる一方、在住外国人人口は年々増え続け、1999年末時点で155万人を超えました。70年代までは、在日韓国・朝鮮人が在日外国人社会の8割前後を占めていましたが、今では3割台になった「ニューカマー」と呼ばれる新たな来訪者が増え、国籍も多様化しています。日本で働く外国人はニューカマーだけでも推計で約67万人。全労働力人口の100人に1人に相当します。

国際化の波の中で、京都観光のキラーコンテンツや付加価値サービスはどんなものが考えられるのでしょうか。国内や海外からの旅行者が、安心して訪問できる地域としての京都の価値をどうすれば高めることが出来るのでしょうか。また、言葉や慣習の問題を解決できるどんなサービスが、今後の新しい観光やまちづくりの目玉になるのでしょうか。

そこで、今回は京都府立大学の宗田好史先生に「京都観光の課題と可能性」に関してお話いただき、参加者の皆様とみあこネット環境(公衆無線インターネット)を利用した京都観光、まちづくりに関し意見交換をしたいと思っています。

今回は、まちづくりの拠点(財)京都市景観・まちづくりセンターのご好意で、センターを研究会の為使わせていただきます。

【スピーカープロフィール】
宗田好史(むねた よしふみ)京都府立大学人間環境学部環境デザイン学科助教授
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/gakugei/mokuroku/book/ISBN4-7615-3083-9.htm
1982年 法政大学工学部建築学科卒業
1986年 イタリア国立学術会議(CNR)地中海地域経済研究所研究員
1988年 国連地域開発センター研究員
1993年より、京都府立大学助教授
1998年より、東京国立文化財研究所客員研究員
    専門:都市・地域計画
共著に『南イタリアの集落―生き続ける石の住まい』(学芸出版社、1989年)、『海外の地方分権事情―地域と自治体』(自治体研究社、1995年)、『イタリアの地方自治制度―ローマ市の事例を中心に』(東京都議会事務局調査部、1998年)、『地域共生のまちづくり』(学芸出版社、1998年)、『既成市街地の再構築と都市計画』(ぎょうせい、1999年)、『まちづくりの科学』(鹿島出版会、1999年)がある。

イタリアの都市デザインと商業調整
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/gakugei/judi/semina/s0004/index.htm

みあこネット
http://www.miako.net/

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申し込み  http://www.sccj.com/cgi/ecommunity/form.html もしくは 
ファックス 075-257-3778

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