報告 2001年12月12日(水) 「The ミッション経営」

掲載日時 2001-12-12 16:30:00 | トピック: レポート

京都研究会、ポスト研究会 2001年12月12日(水)SCCJ・愛きものにて

■テーマ THEミッション経営
講師    小野桂之介  慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 教授

〈ミッション経営を提唱した経緯〉
 私は、長年生産管理や経営戦略を専門としてきたが、10年ほど前からミッション経営について考えはじめた。
 現代社会は物やサービスがあふれているのに、心がこもっていないものに囲まれ、豊かさを感じ取れない。驚くような残忍な事件が起きたり、政治家・警察・一流企業などにおいても倫理の荒廃が見られたりと、多くの問題が出てきている。これは思考の時空間が狭くなり、「自分の今」しか考えられない人が増えているせいではないだろうか。 
こうなった原因はゞ軌蕕笋靴弔韻諒壊、経済至上主義、8弔鰺洌気垢覯饉辧↓げ疆競争、ゥ好圈璽疋▲奪廚裡気弔考えられる。
,龍軌蕕箸靴弔韻蓮家庭と教育機関にしてもらうとして、それ以外の△らイ蓮経営者が意識することで変えていける。そのためには、|のためにどんな仕事をするのかというミッションを意識する、△澆鵑覆心をこめて仕事をするの、二つのことを実行すればいい。

〈企業は仕事を効率的にするための組織〉
 自分のために仕事をするという学生が多いが、仕事は人のためにするものであり、自分のためにするのは趣味である。一人前の社会人は人のために仕事をする。分業社会では、人から恩恵をうけているのだから、自分も人の役に立つ仕事をしなければならない。
 企業は仕事をするための効率的な組織と捉えたい。企業が一番大事にしなければならないのは顧客で、次に従業員、地域社会、最後に株主だ。

〈交互交流〉
◆ミッションの作り方、中身や長さや表現方法を調べたところ、ここ20年間でどんどん長くなってきている。作った理念をどのように浸透させ理解させるか、業績評価をどうするかも難しい問題だ。
◆ミッション経営は、CIとは違う面から見ているだけで同じことといえる。
◆経営者が変わるのが一番効率かいいが、従業員でも、できることはある。いい仕事をすることで、その影響を自分のまわりに与えていける。
◆サラリーマン経営者はミッションベクトルが組織内部にばかり向き、本来の仕事の使命を忘れてしまいがちになる。その点、オーナー経営者は、自分の価値観で動くため、ミッション経営を受け入れやすいようだ。
◆コーディネーターがいるだけで、みんながフラットだと一人一人の個性がいきる。それゆえ、ミッション経営としては理想的な形だ。

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