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掲載日時: 2000-9-19 15:11:00 (85657 アクセス)

講師 山口 洋典 (大学コンソーシアム京都)

●地域通貨の定義
信用と信頼によって担保された自助を促進させる媒体。
国内通貨に代わってお互いの財やサービスを交換する。

●現在の地域通貨の数
世界に2000以上

●地域通貨の形態
大福帳、コイン、紙幣
※大福帳…−のストックを0に近づける。報告義務がある。
例)ピーナッツ(千葉)

●地域通貨の特徴
(1) 信用の創造
お金がお金をうまない。利子が利子をうまない。⇒利子をつかないようにする。負の利子がつく場合が多い。
負の利子:地域内での通貨流通の促進(地域経済活性化)
(例:月に5%ずつ額面が下がる)
(2) 地域での限定性
例:米国イサカ市では20マイル内のみ流通可能

●発行要因
(1) 不況時の失業対策(ex:世界恐慌)
⇒国民通貨の代用ではなく補完として
(2) 特定のコミュニティの創造と維持(再構築)
⇒コミュニティが【つながる、まとまる、ひろがる】
(3) シャドウワークの顕在化
⇒社会的弱者のためのオルタナティブ(もう一方の通貨)の導入
 (暮らし方、生き方を考え直す、新しい暮らし方)

●効果:人が【つながる、まとまる、ひろがる】
シャドウワークの評価
売り手市場でなく買い手市場
目的・用途・地域の限定性⇒つながりができる
相互扶助システム⇒会員同士で財、サービスを自発的に取引をしあう。

●地域通貨と兌換性
・存続性のために兌換性を持たす。(広げるため)
・兌換性は必要か?
・ストック(場←人が集まる)
 ⇒利子がつく(円):利子がつかない(地域通貨)
 使う場:稼ぐ場


掲載日時: 2000-9-4 15:09:00 (77365 アクセス)

2000年9月19日SCCJ秋一番 エコミュニティ研究会を9月19日(火)に行います

秋はさやかに見えねども、風の音にぞ忍びぬるかな。
朝晩少しは涼しくなり、秋の虫も鳴きだしました。

さて、SCCJ秋一番 エコミュニティ研究会を9月19日(火)に行います。地域通貨による、「人」「モノ」「情報」などの域内循環によってもたらされる循環型社会の構造について考えます。NPOデジタル情報化の知恵袋 山口洋典さん(財団法人大学コンソーシアム京都)をナビゲーター役に、お金の意味、価値に関し、理解を深めていきましょう。12月1日の京都研究会でも押さえておきたいポイントです。

日時:2000年9月19日 18:15-20:15
場所:デジタルスクールNeo
住所:京都市中京区蛸薬師通り西入ルヒライビル3F
参加費:SCCJ会員無料 非会員2000円 学生無料
申し込みは asano@sccj.com まで。

山口洋典さんから
 今「地域通貨」がブームです。まちづくりの起爆剤、NPO活動の新しいフェーズ、無償ボランティアからの脱却、地域コミュニティの再構築…などなど。
数多くの文脈で「地域通貨」が語られています。とりわけ、加藤敏春さんの著作『エコマネー』(1998, 東洋経済新報社)は、NPO界隈の関係者のみならず、自治体職員・ビジネスパーソン等、多くの人々に「今」「ここ」の同時代性の中で指摘される諸課題の解決に向けて、白羽の矢が放たれたと言えるかもしれません。
 とはいえ、地域通貨とは何か?歴史的・社会的・文化的な側面から整理されている方は少ないのではないでしょうか。

今回の研究会では、滋賀県草津市・アメリカ合衆国ニューヨーク州イサカ市の事例もひもときながら、地域で財やサービスの対価として支払われる媒体として機能する地域通貨について概括します。そして、その結果「人」「モノ」「情報」などの域内循環によってもたらされる循環型社会の構造について参加者のみなさんと深めていければ、と考えています。みなさんとディスカッションをしていく中で、何かが「はじまる」機会になればいいな、と思っています。よろしくお願いします

略歴
 1975年静岡県出身。2000年3月、立命館大学大学院理工学研究科環境社会工学専攻博士前期課程修了。修士論文のテーマは「市民活動拠点施設における地域通貨導入による地域活性化に関する研究」。
 現在、財団法人大学コンソーシアム京都にて大学院時代より関わっているNPOインターンシッププログラムを担当。


掲載日時: 2000-8-6 15:08:00 (67407 アクセス)

本多さん。また、家族の方々、いろいろとご配慮いただいた宇奈月町役場の熊野課長さん、福沢さん、そしてカキ、サザエを差し入れてくれた山岡さん等多く黒部の方々には、大変お世話になりありがとうございました。
本多さんの奥様にプレゼントしていただいた富山のCD-ROMをあしがかりに、紀行URLを作成してみました。

◆ミステリアスなサルの歓迎!
黒部インターを降り、最初に訪ねたのが「大原台、平和の像」。
宇奈月温泉、黒部川、日本海へ続く雄大な眺望とおサルさんの歓迎です。
このサルの出現が、実は、今回の旅の重要な意味をもっていました。
しかし、ここでは、そんなことには、まったく気づきもしませんでした。
http://www1.sphere.ne.jp/enraku/plan/unadukit.htm#E_Heiwa

◆黒部の絵画を収蔵しているセレネ美術館。 http://www2.nsknet.or.jp/~selene/
黒部峡谷を描いた作品 7人の作家展が開催されていました。

http://www2.nsknet.or.jp/~selene/muse/muse/gallery.html
平山郁夫の「猿飛峡」(上流)、「幻の瀧」、緑、土、白い水の流れ、生きています。大きなインパクトを受けました!
近寄ってみたとき、はなれてみたとき、それぞれに受ける印象が違うんです。

http://www2.nsknet.or.jp/~selene/muse/art/hira_pic.html
こうい黒部をモチーフとした感動的なコンテンツは常設展にして欲しいものだ。
黒部に行ったなら常にこれが見られる、多くの観光客にきてもらうという目的にすればいいのに、地元民にいろいろ見せる美術館というビジネスモデルをしょってしまってるような不可思議。地元民が誇れる美術館、黒部のことに徹した美術館というビジネスモデルに変えた方が楽しくていいと思う。

◆面影展望台 面影橋のたもにつくられ高さ30mから黒部川本流を、足元から真下に見下ろす(床が格子状の鉄板)ことができる。スペインの建築家エリック・ミラーレス氏の設計による展望台。
http://www1.sphere.ne.jp/enraku/plan/unadukit.htm#A_omokage

◆露天風呂でホット一休み 宇奈月温泉グリ−ンホテル喜泉
http://www.toyama-smenet.or.jp/~kisen/furo.html

◆愛本姫社に伝わる黒部川伝説・大蛇とお光 http://member.nifty.ne.jp/thirano/kurobe%20river7.htm
http://www.niikawa.or.jp/unazuki/tebiki/3704.html
http://www.yomiuri.co.jp/hokuriku/photo/image/maturi/maturi0622t.htm

愛本姫社の本尊は、渓斎英泉(えいせん)の作品でゴッホも真似たそうです。
英泉の絵は、ここの長老のおじいさん以前からあり、ここになぜあるかが、いまだに謎です。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/encycl/artist/eisen.html
http://www.sinfonia.or.jp/~beniya/ukiyoe/25.html
http://www.city.kitakyushu.jp/~k5200020/j/artist/keisai_e1.html
http://www.janitto.co.jp/HTML/JP/CKTOPJ.HTM

◆うなづき友学館(町歴史民俗資料館) 前田藩のとき初めて愛本刎橋が作られ、200年ほどの期間に8回も架けなおされたという。
対岸との間が狭く、それだけに黒部川の勢いが激しく橋脚の作れない橋なんです。
当時の1/2の模型が作られている。
http://www.micnet.ne.jp/unazuki/tebiki/3822.html

◆宇奈月麦酒館 ガットの貿易自由化対策として、行われた公共工事。へぇーという驚きです。これも公共工事なのかと。
しかし、ここの地ビールはうまい!
国を納得させビール館にするため、苦労されたそうですが、それを実現させた地元の自治体の方はいいセンスですね。
http://www2.nsknet.or.jp/~selene/beer/index.html
http://www.shokoren-toyama.or.jp/~unaduki/beer1.html
http://www.niikawa.or.jp/map/map02_3.html#03
宇奈月町中谷町長から、15リッターのビールの差し入れに感謝。

◆農村文化伝承館山本家 かつて葉たばこで栄えた豪農の家。
8畳〜24畳の部屋を一人一部屋でシェアしゆっくり寝られる広さ。
http://www.micnet.ne.jp/unazuki/tebiki/3829.html
驚くことに、一泊1050円で宿泊可能。ゼミにもってこいの場所です。
サルが歓迎してくれた神秘性について、福井さんの謎解きがいよいよ始まる!
富山は、京都の鬼門、申は守護人!
この謎解きの話は、誰かにお譲りします。

◆なないろKAN 朝市の会場。
http://www.town.asahi.toyama.jp/site/box/nanairo.html

◆ヒスイを求めて朝日町宮崎・境海岸へ http://www.town.asahi.toyama.jp/hisui/hisui.html
きれいな水、のんびりと海水浴。
ヒスイは、大波に洗われて浜の景色が変わる台風の後がねらい目。
ひょっとすると海岸に、りっぱなヒスイを見つけるかも。

◆かしま荘で「越中宮崎名物・たら汁」 女将さんのご好意で、風呂付き格安料金にしてもらいました。
http://www.tateyama.or.jp/~skypro/tarajiru.htm


ありがとう!黒部のみなさん。
これからも「私を富山へ連れってツアー」まだまだ続きます。


掲載日時: 2000-7-24 15:06:00 (86129 アクセス)

1.あなたはいくつの帽子を持っていますか?
 「個業」の時代:個人が複数の社会的役割を持つ時代である。個人が主体となったビジネスがマイクロビジネスである。マイクロビジネス論では、投資家を主体として従来のベンチャービジネス論とは異なり、人間を第一、資本は第二に置いている。

2.エココミュニティとは
 エコミュニティ=エコロジー+コミュニティ+エコノミー
(ギリシャ語では3語とも語源「家系」が共通している―支える単位)
エココミュニティとは、価値の循環であり、そのためのツールがエコマネーである。また、その価値とは、人と人が交流して、生み出されるものを指す。

3.エコマネーについて
(1)国内各地での展開
 地方行政機関が産学官民連携の一環として取り組む事例等が見られる。(北海道栗山町、千葉まちづくりSC、長野駒ヶ根市・飯田市、富山高岡市、滋賀草津市、高知中村市など)
(2)エコマネーの特性としくみ
(特 性)
・環境(市民参加のリサイクル活動や街の清掃活動等)や福祉(介護保険制度の対象とな
 らないサービス等)等のマネーでは対価を表しきれない価値の表現ができる。
・信頼に基づく互酬的交換であり、一定期間経過後、蓄積したエコマネーは振りだしに戻
 る。・マネーとエコマネーの2つの循環で初めてエコミュニティが成立する。
(しくみ)
・コミュニティでエコマネー運営団体(NPO)の設立
・メンバー自由参加
・www上でのサービスの紹介
 サービス提供者、サービス受益者の双方の情報提供。また、ニーズは日々変化するの
 で、ネット利用が適している。
・個々の取引は相対で決定。―ゆらぎの値付け―
 参加メンバーの間で取引を連鎖的に広げる。
・各メンバーの取引はその都度、各自の口座に記録される。
・メンバーに定期的にバランスシートが通知され、各メンバーはバランスシートを見ながら、
 どの程度サービスを提供し、どの程度受けるかを判断する。

 (交換と互酬の違い)

交換 互酬
債権債務 信頼
交換価値 使用価値
市場 相対(ネットワーク)
マネー エコマネー


(質問)バランスシートは債権債務を表すものではないか。
(応答)エコマネーの概念でのバランスシートは個人の活動を表し、整理するためのもの。
(質問)バランスシートのマイナスが嵩んだ場合はどうするのか。
(応答)基本的にはコミュニティの信頼に基づいている。自分がサービスを提供できなくても
家族が提供した分を加算することもできる。エコマネーは使うことに意味があり、貯めることに意味はない。
【信頼の通貨】

 貨幣経済の概念に影響を受け、エコマネーで検討したものがマネーの考え方に移りやすい傾向があり、注意が必要だ。ストックできない通貨体系の経験がないので、常に意識を高めていく活動が必要である。

(質問)促進するための費用やリーダー等の人材育成が必要と思われるが。
(応答)エコマネーの普及の前提にコミュニティ・ネットワークが構築されなければいけない。
エコミュニティにおいては市民企業家が登場し、このまちづくりや人づくりを行う市民企業家がシリコンバレーモデルのようなネットワークを形成することが望まれる。

【お知らせ】
 2000年12月31日〜2001年12月31日の間、インターネット博覧会(インパク=楽網楽座=)が国の主催で開催される。この中のエコライフ・パビリオンでは「エコライフ」の提唱のもと、エコマネーに関する企画がある。

文責:尾澤律子


掲載日時: 2000-7-20 15:07:00 (80046 アクセス)

SCCJが企画する 「私も富山につれてってツアー第2弾」

パワフルな夏  豊かな自然に対する渇望。
人間だって、「自然」じゃないか。
日頃、仕事に没頭する余り、生きる楽しみを忘れていませんか。
この夏に、仕事を忘れ、楽しみに没頭して、エネルギーを充填しましょう。
日本が誇る自然の宝庫 富山、その富山を代表する黒部川とその流域。
豊かな自然たちが、あなたを待っています。

今回は、SCCJ、aibousanのメンバーのために、温泉で有名な宇奈月町にある旧家を改装した宿泊施設でアレンジしました。この自然の中にたたずむ「山本家」で、囲炉裏を囲みながら、山海の幸を賞味しながら夜なべ談義といきましょう。肩肘張らず、気軽に参加してください。

SCCJでは、つぎのような趣旨でこの企画を実施します。
(1)富山と京都の不思議で豊かな人間関係を創造する。(勿論京都以外の方も大歓迎!)
(2)富山の山海の幸、酒を徹底的に味わう。
(3)キトキトで持続可能な未来社会、ビジネスのアイデアをひねり出す。
(4)夏の夜の涼しい講演会
※なお、この企画は、公共施設利用、富山メンバーの全面的な協力により、超格安料金(宿泊、懇親会、朝食込みで6,000円 ただし、8/6の昼食は別途料金)となっています。

実施要項
1 開催時期  平成12年8月5日(土)、6日(日)
2 主催 私も富山に連れてってツアー2000.8.5実行委員会世話人 浅野 高木 谷田(以上京都サイド)、本多(富山サイド)

3 8月5日(土)の日程
○午前8時 京都メンバー 京都出発(京都以外の方は現地集合もありです。)
○午後1時 京都メンバー 黒部インター到着 富山メンバー合流
○午後1時30分 山本家着
○午後1時30分〜午後2時 休息
○午後2時〜4時 京都メンバーの観光
※今回は宇奈月町中心に、山本家→愛本橋(黒部川扇状地一望、周辺散策) →友学館(日本3大奇橋 愛本刎ね橋模型見学)→麦酒館(地ビール賞味は個人負担)→電源開発記念館→宇奈月温泉街散策→面影橋→山本家
○午後4時〜5時 夏の夜の涼しい講演
・会場 山本家
・講師 福井栄一氏 (上方文化評論家 テーマ 陰陽道)
    郷土の伝説(地元年寄りのテープ録音 テーマ 大蛇伝説)
○午後5時〜6時 近くの温泉で一汗流す
○午後6時〜10時 情報交換交流会(山海の珍味、地酒、地ビールをひたすら味わう)
※地元友人から、取れたてのカキ、サザエの差し入れあり。
○午後10時 後片づけ、就寝

4 8月6日(日)の日程
○午前5時30分〜8時 特別コース 宇奈月小原台散策
○午前8時〜9時 起床、洗顔、朝食
○午前9時 後片づけの後、山本家を出発
○午前9時30分〜11時30分 朝日町ヒスイ海岸
※ヒスイで有名な海岸(実際に取れる)
○午前11時30分〜午後0時30分 昼食 名物「たら汁」(※別途料金)
○午後0時30分 ヒスイ海岸出発
○午後1時 朝日インターより京都グループ上洛

5 参加者
SCCJメンバー、aibousanメンバーを対象とし、20名を限度とする。

6 参加費 6,000円
※内訳 宿泊1,050円、夕食・懇親会・朝食4,950円
※ただし、京都〜富山の移動は、車の乗り合わせを原則とし、燃料代、高速料金等の移動に必要な経費を割り勘してください。また、京都以外の方も車で来てください。

7 宿泊場所 宇奈月町農村文化伝承館 山本家
  0765−65−2038

8 申込み先:
京都側は、SCCJ浅野 SCCJ事務局 asano@sccj.com
電話 075−257−3777 FAX 075−257−3778
富山側はSCCJ本多  shigehon@wb3.so-net.ne.jp
自宅電話(FAX兼用) 076−439−8112

9 なお、日程、コース等は、天候や現地事情により変更する場合があります。
10 締めきり 7月31日


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