第6回京都研究会2006
京都研究会2009-2010チラシのダウンロード
  • 2011年11月1日 ホームページの公開、ご参加の受付を開始しました!
  • 2011年11月1日 開催案内パンフレットをダウンロードいただけます。
  • 2011年11月1日 東日本大震災への復興支援に関するアンケートを始めました!
  • 2011年12月31日 東日本大震災への復興支援に関するアンケートの受付を終了しました。
  • 2012年1月27日 東日本大震災への復興支援に関するアンケートの結果を公表しました!
  • 第13回京都研究会は盛会のうちに終了いたしました!多数のご参加、ありがとうございました。 

企画趣旨

東日本大震災は、私たちの社会が常に大きな災害の危険にさらされていることを明らかにしました。また、その後の集中豪雨や台風は、これまでにないものであり、やはり大きな被害をもたらしました。いま日本全国で、これらの深刻な被災から立ち上がろうとする様々な試みが進み始めています。その中で私たちは、これからの地域づくりやまちづくりは、しなやかさや回復力のあるまち(Resilient Community)を目標にしていかなければならないと考えています。

大災害を通じて明らかになったことは、高度情報社会といわれてきた私たちの社会の情報基盤が極めて脆弱であったことでした。そしてそれ以上に問題だったのは、自然災害は致し方がなかったにしても、被災後における情報システムの回復力の弱さでした。被災者の生活再建を進めるにしても、効果的な被災地支援を進めるにしても、情報基盤の再生と、個人情報を含めた様々な生活・経済・社会・行政にかかわる情報を、効果的効率的にかつ安心・安全に活用できるようにすることが、大きな課題といえそうです。

私たち特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)は、これまでの10年間の活動の中で、情報通信の技術革新による持続可能な地域づくりを目指して活動を重ねてきました。これまでの京都研究会からは、情報技術を活用した様々なまちづくりの試みが始まり、大きく花開いたものもありました。

SCCJは、情報技術の革新と持続可能なまちづくりを様々な観点から進めてきましたが、そのなかでも特に重要な安心・安全な社会づくりのための研究会や関連する活動を重ねてきました。大規模災害に直面した今年は、私たちの活動の原点に立ち返り、改めて安心・安全な社会づくりに向けて、その基盤をどのように作っていけばよいのかを考えてみたいと思います。そのために、情報政策の最先端で活躍する方々においでいただいてお話しをいただこうと考えています。

加えて、今年の京都研究会は、私たちSCCJがNPO法人格を取得して10周年の記念すべき年における開催になります。情報通信技術によるまちづくりを目指したこの10年の間のSCCJの活動を振り返り、これからの10年に向けての展望を語り合うことも考えています。

盛りだくさんの企画になりますが、会員各位はもとより、ぜひとも幅広く多くの方々と、大災害に耐えるまちづくりを語り合ってみたいと思います。皆様のご参加をお待ちいたしております。

SCCJ代表理事 新川 達郎


日時

2012年1月27日(金) 13:00〜

進行 受付開始:12:00

第1部 研究会 ※本研究会の現時点における下記の演者は、変更の可能性がありますことをご了承下さい。
13:00〜13:15 開会あいさつ:新川 達郎(同志社大学大学院総合政策科学研究科教授/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター代表理事)
13:15〜14:00 マイナンバー制度と番号カード

●講演:堀部 政男氏(一橋大学名誉教授)

番号制度の法律、通称「マイナンバー法」(正式名称「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」)の概要と番号カードについて
14:00〜14:45 クラウド時代のICT政策の最新動向

●講演:谷脇 康彦氏(総務省大臣官房企画課長)

■東日本大震災の教訓
■ICTの利活用が最大の課題
■クラウドをトリガーとしたICT利活用の推進が重要
■日本型クラウドモデル=ユースケースの構築が重要
■変化するビジネスモデル=鍵はプラットフォーム

14:45〜15:30

パーソナルヘルスレコード(PHR)システムの現状と将来

●講演:竹上 嗣郎氏(東北大学 未来科学技術共同研究センター副センター長(教授))

〜実証事業からみた今後のビジネス〜
平成19年度ビジネス性実証支援事業「健康情報の活用のための基盤構築と健康サービス産業の新たな展開に向けた調査研究」より
15:30〜15:45 休憩
15:45〜16:00

第7回未来のお医者さん・看護師 さん作文コンクール』最優秀賞表彰式

16:00〜17:25 総合討論会 『SCCJ 10年を振り返る』

●コーディネータ
新川 達郎(同志社大学大学院総合政策科学研究科教授/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター代表理事)
國領 二郎(慶應義塾大学総合政策学部長/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター顧問)

●パネリスト
竹原 司 (ナレッジオートメーション株式会社代表取締役/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター副代表理事)
北岡 有喜 (京都医療センター医療情報部長/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター顧問)
隅岡 敦史 (NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター理事)
岡部 寿男 (京都大学学術情報メディアセンターネットワーク研究部門教授/みあこネット事業統括責任者)
谷田 吉貞 (愛きもの代表)

17:30〜 閉会挨拶:竹原 司 (ナレッジオートメーション株式会社代表取締役/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター副代表理事)
閉会後〜19:30 第2部 演者を交えた分科会(懇親会) 会場:2F「ルヴェ ソン ヴェール 岡崎」

会場 ※当研究会の問い合わせに関しては、会場ではなくSCCJ事務局(電話:075-645-7484)へご連絡ください。
場所:京都市国際交流会館 イベントホール、2F「ルヴェ ソン ヴェール 岡崎
住所:京都市左京区粟田口鳥居町2番地の1
電話:075-752-3010

参加費

 
参加種別
一般
SCCJ会員(みあこ・どこカル.ネット 企業・団体会員/個人・学生・ベテラン会員)および地方公共団体職員の方
第1部研究会のみ参加(13:00〜)
1,000円
無料
第1部研究会、懇親会(閉会後〜19:30) すべて参加
5,000円
4,000円

※単位:円(税込み表示)

参加人数

定員220名

主催

特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)

後援

京都府、京都市、京都新聞社、ITコンソーシアム京都


● 主催団体について

特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)

1999年1月17日設立。コミュニティの情報化推進による、21世紀の人材育成、社会性のあるビジネスインキュベーション、緩やかな雇用の創出により循環型コミュニティの構築を行い、物心ともに健全で豊かな社会の形成を目指しています。


●お問い合わせ

京都研究会に関するお問い合わせ、また当日の取材に関するお問い合わせ。
TEL:075-645-7484, FAX:075-645-7488  info@sccj.com

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